地名、住所、または位置の検索 フィードバックフィードバック E-mail で送信E-mail で送信 印刷印刷

[検索] は、地名、住所、および位置を検索して、マップ上のそれらの場所へ移動する機能です。ArcGIS Explorer では、[検索] によって返されたアイテム名が、ウィンドウの入力ボックスの真下に一覧表示されます。最初に見つかったアイテムについては、一時的なグラフィックスがマップの該当する位置に追加され、そのアイテムのチェックボックスがオンになります。見つかったアイテムが 1 つだけの場合は、マップがその場所に移動します。地名を連続して検索した場合、返された結果はリストの一番上に追加されます。たとえば、以下の図では、最初に "Rome" で検索し、2 番目に "Paris" で検索しています。

検索対象
検索結果に対する操作
地名を検索する手順

通常は、非修飾名に関連付けられた最も一般的な場所が最初にリストアップされます。たとえば、"Rome" または "Paris" を指定すると、他の知名度の低い場所ではなく "Rome, Italy" や "Paris, France" がリストアップされます。ただし、検索の範囲を絞り込むための別の行政地名がわかっている場合は、その名前を入力できます。たとえば、"Rome, New York" または "Paris, Texas" を指定して、これら 2 つの場所を米国内で検索することができます。より一般的な行政地名を使用すると、より多くの結果をリストアップできます。たとえば、"Muncie, United States" を指定すると、米国内にある Muncie という名前のすべての町および都市がリストアップされます。[検索] で返される地名の最大数は 200 です。

国際空港の検索

地名に加えて、空港の名前または IATA(国際航空運送協会)の 3 文字の標準コードや ICAO(国際民間航空機関)の 4 文字のコードも指定できます。次のようなものがあります。

SFO
NRT
LGA
LAX
JFK
EWR
CLT
CDG

関心のある地名の検索

関心のある地名で、よく知られているものは、名前を入力するだけで検索できます。わかる場合は、国名や都市名を含めます。例を示します。

米国 ZIP コードの検索

入力ボックスに入力することで、5 桁の米国郵便 ZIP コードの場所を検索できます。[検索] を実行すると、その ZIP コード ポイントを取り巻く ZIP コード範囲が表示されます。

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住所を検索する手順

住所の検索は、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、およびヨーロッパの大部分で行うことができます。ただしヨーロッパの一部は対応しておらず、また地域によって検索できる住所のレベルが異なります。さらに、アフリカ、アジア太平洋、南米の多くの国でも部分的に対応しています。住所検索の対応地域および精度の詳細については、Microsoft Bing サービスのドキュメントをご参照ください。

注意: 住所が ArcGIS Explorer で検索可能かどうか不明な場合は、Bing ジオコーディング サービス ディレクトリ(http://www.bing.com/maps/)で住所を検索してください。Bing サーチで住所を検索できない場合は、ArcGIS Explorer のデフォルトの住所検索機能でも検索できません。ArcGIS Explorer が独自のジオコーディングを使用して検索サービスを行うよう、アプリケーション側で設定してください。カスタム サービスの使用方法についての詳細は、[カスタム リソース] のトピックをご参照ください。

米国の住所フォーマット

米国の住所を入力する場合の標準のフォーマットは次のとおりです。

<番地> <街区名>, <都市>, <州>, <ZIP コード>

カンマと各パラメータの使い方と位置に注意してください。たとえば、ZIP コードは <都市>, <州> パラメータの代わりになりますが、曖昧さを減らし、より正確な結果を得るためには、これらのパラメータを指定することを強くお勧めします。

以下のように、2 つの道路名の間にアンパサンド記号(&)を使用して、2 つの街区の交点を表示することができます。

<街区名 1> & <街区名 2>, <都市>

米国以外の住所フォーマット

米国以外の住所を入力する場合の標準のフォーマットは米国のフォーマットとほぼ同じです。

<番地> <街区名>, <都市>, <州、県、または行政地名>, <郵便番号>, <国>

繰り返しになりますが、曖昧さをなくしてより正確な結果を得るために、カンマと各パラメータの使い方と位置に注意してください。米国以外の住所を指定する場合には特にこのことがいえます。

住所検索時間の短縮
<国> パラメータが追加されていることに注意してください。このパラメータを追加することで、検索時間が大幅に短縮されます。検索する住所がある国の言語に切り替えることによっても、検索時間を短縮できます。たとえば、日本の住所を検索する場合、日本語版に切り替えてアプリケーションが再起動してから、検索する住所を指定します。

アプリケーションの言語を変更する手順

[ArcGIS Explorer] ボタン をクリックしてから、[ArcGIS Explorer オプション] ボタンをクリックします。ダイアログの一番下で、言語を選択します。ArcGIS Explorer が再起動すると、ArcGIS Explorer のユーザ インタフェースとヘルプ システムが選択した言語で表示されます。

その他の注意事項
建物レベルで住所検索(ジオコーディング)を行うためには、特定のフィールドの組み合わせによって住所を指定する必要があります。

ジオコーディングが成功する組み合わせは次のとおりです。

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座標値を指定して位置を検索する手順

ダイアログ ボックス上部のテキスト ボックスに、場所の名前や住所の代わりに座標を入力して、Enter キーを押すか、[検索] ボタン をクリックすると、入力した座標が有効であれば、ArcGIS Explorer によって一時的なアイテムが作成され、その場所に移動します。グリッド ゾーンや四角ではなくポイント位置を表す座標を指定した場合は、その座標値のサーフェス標高の高度 2km の地点に配置されます。位置を指定したら、[検索] ダイアログ内の検索結果を右クリックして [コンテンツに追加] を選択することでコンテンツに追加できます。

座標値の指定

位置は、緯度と経度の座標ペア、MGRS(Military Grid Reference)グリッド位置、または USNG(US National Grid)位置として指定できます。さらに、位置は、マップ下部のステータス エリアでの表示用に選択した単位とは関係なく適切に配置されます。たとえば、位置を MGRS または USNG 参照グリッドの上に表示するよう選択した場合でも、緯度と経度の座標ペアを入力して、位置を検索できます。

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見つかった位置に移動する手順

[検索] ダイアログ内に表示された検索結果をダブルクリックします。[ArcGIS Explorer オプション] ダイアログの [一般] ページの [移動時のアニメーション] の設定に応じて、見つかった位置に自動的に飛行するか単に移動します。[移動時のアニメーション] でポイント間を飛行するよう指定した場合、処理時間が長くなることがあります。[フライトの特性] オプションを設定することで、フライト アニメーションの特性を細かく調整できます。
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見つかった位置を削除する手順

[検索] ダイアログ内に表示された検索結果を選択し、マウスの右ボタンをクリックし、[削除] を選択します。隣接する結果を範囲選択するには、結果を 1 つ選択し、Shift キーを押しながら範囲の最後の結果を選択します。隣接していない複数の結果を選択するには、Ctrl キーを押しながら各結果を選択します。
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見つかった位置を選択してコンテンツに追加する手順

[検索] ダイアログ内に表示された検索結果を選択し、マウスの右ボタンをクリックし、[コンテンツに追加] を選択します。隣接する結果を範囲選択するには、結果を 1 つ選択してから、Shift キーを押しながら別の結果を選択します。隣接していない複数の結果を選択するには、Ctrl キーを押しながら選択します。
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見つかったすべての位置をリストから削除する手順
ダイアログの一番上にある削除ボタンをクリックするか、または [検索] ダイアログ内で右クリックして [すべて削除] を選択します。.
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