ArcGIS Explorer のキャッシュ管理 フィードバックフィードバック E-mail で送信E-mail で送信 印刷印刷

ArcGIS Explorer で使用されるキャッシュには、メモリ キャッシュとディスク キャッシュの 2 種類があります。

メモリ キャッシュ

メモリのキャッシュとは、ArcGIS Explorer で使用するための物理メモリ(RAM)を割り当てることを言います。最適なパフォーマンスを得るために、使用する各データ タイプに割り当てられたメモリの容量を指定できます。たとえば、3D ビューに標高データのソースが大量に含まれている一方、3D フィーチャはほとんど含まれていない場合は、標高レイヤにより多くの RAM を割り当てます。一般に、パフォーマンスが低下している ArcGIS Explorer ドキュメントに対しては、メモリ キャッシュの設定を最適にすることで、スムーズな対話操作を実現できるようになります。

3D データ タイプ別のメモリ キャッシュの構成
  1. (ArcGIS Explorer ボタン)をクリックします。
  2. [ArcGIS Explorer オプション] をクリックします。
  3. [高度な設定] をクリックします。
  4. [キャッシュ管理] セクションで、[3D メモリ キャッシュ オプション...] をクリックします。
  5. メモリのタイプごとにメモリ割り当て値(MB)を入力します。
  6. データ タイプ別の現在のメモリ使用量、および割り当てられたサイズ(%)が、各アイテムの横のテキスト ボックスおよび水平グラフに表示されます。
  7. [ArcGIS Explorer オプション] ダイアログで [OK] をクリックします。

ヒント

ディスクのキャッシュ

ディスクのキャッシュでは、データを効率的に表示およびナビゲートできるよう、ArcGIS Explorer の各レイヤに一時ディレクトリまたはキャッシュが作成されます。ディスク キャッシュに保存されるデータおよび情報を使うと、詳細レベルをコントロールしてより効果的に ArcGIS Explorer の環境を管理できるようになります。キャッシュのステータスはオンデマンドです。ArcGIS Explorer でレイヤをナビゲートしている間、拡大表示するデータの各部がオンデマンドでディスクにキャッシュされます。次にこれらのエリアを再び訪れるときは、すでにエリアがキャッシュされているため高速にナビゲートできます。レイヤのディスク キャッシュの名称は、レイヤの表示名とグローバル一意識別子(GUID)の組み合わせになります。ArcGIS Explorer ドキュメントの保存またはマップ コンテンツ ファイル(.nmc)の作成を行うと、ディスク キャッシュが誤って削除されることがなくなり、後で使用できるようにディスク キャッシュへのリンクが保持されます。レイヤの表示が変更されると、自動的にレイヤのディスク キャッシュが削除され、再計算されます。個々のレイヤのディスク キャッシュ全体を手動で削除するには、[ツール] タブの [アクション] グループのダイアログ ランチャーをクリックして、[レイヤの管理] ダイアログを表示します。次に、キャッシュを削除するレイヤを選択して、[キャッシュの削除] ボタンをクリックします。

レイヤの更新

グローブ サービスではないマップにコンテンツを追加するときは、レイヤに対して実行するキャッシュの種類を制御できます。[レイヤ プロパティ] ダイアログの [ソース データ] ページにある [更新オプション] セクションでは、レイヤのキャッシュ データの更新方法を選択できます。次の 3 つのオプションから 1 つを選択します。

レイヤの更新オプションについて