GPS デバイスからの信号受信 |
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お使いのコンピュータに GPS 機能がある場合、または NMEA をサポートする GPS 受信機が接続されている場合、マップに現在の位置を表示したり、自分の位置を追跡したり、中間地点を入力できます。[表示] タブで、[GPS 信号] チェックボックスをオンにして信号を受信します。信号を検知すると、デバイスが受信した現在位置はマップ上に表示されます。
このダイアログは、はじめて GPS デバイスから信号を受信しようとした時に表示される場合があります。これは、COM ポートまたはボーレートの設定が原因となっている場合があります。お使いの GPS 受信機のドキュメントを参照して、適切な COM ポートおよびボーレートを設定してください。ボーレートを設定したら、[ポートを開く] をクリックして接続を確立してください。GPS デバイス NMEA センテンスを受信すると、GPS ポート設定ダイアログは消えます。場合によっては、[ポートを開く] を数回クリックする必要があります。
ほとんどのデバイスで、[パリティ](なし)、[ストップ ビット](1)、[データ ビット](8)はデフォルト設定のままにしておく必要があります。お使いのデバイスのマニュアルを参照し、必要に応じて変更してください。
一部の GPS 受信機では、デバイスからの NMEA センテンスをコンピュータに受信させる設定がありますが、NMEA センテンスをまったくサポートしない受信機もあります。ArcGIS Explorer の GPS 受信機の機能は、NMEA センテンスのみをサポートしています。お使いのデバイスが NMEA センテンスを出力しない場合、ArcGIS Explorer は受信機を検知しません。他社製のソフトウェア パッケージの中には、NMEA センテンスを含む仮想 COM ポートを生成したり、さまざまなデバイスに固有の情報を NMEA に変換できるものがあります。お使いのデバイスが、ネイティブで NMEA センテンスを出力しない場合は、コンバータを使用する必要があります。
緑色のドットは、十分に GPS 補正信号を受信できていることを示します。 全世界の位置情報を受信しながら、その情報を利用して位置を確定します。良好な受信状態を確保するには、空に遮るものがなく晴れている必要があります。高い建物、樹木、また上空の電線は、信号に影響を与える場合があります。
青いドットは、現在位置を示す 2D 補正信号のみがあることを示します。
最後に受信した位置に疑問符の付いた赤い三角形が表示される場合、現在位置を示す GPS 補正信号がないことを示します。
[GPS 受信機] タブの [トラック位置] チェックボックスをオンにすると、現在の GPS 位置に自動的に黄色のフラグを配置して、受信した位置間を結ぶ線を描くことができます。[トラッキング間隔] を使用して、フラグを配置する頻度を制御できます。フラグのポップアップ情報には、現在位置の座標と時間が含まれています。お使いのコンピュータの時計を使用して、タイム ゾーンの設定が確立されます。
[中間地点のキャプチャ] ボタンを押すと、マップ上に現在の GPS 位置を示す緑のフラグが配置されます。ポップアップ ウィンドウが編集モードで表示されるため、その位置の有意性に関する補足情報をその場で追加できます。
[オプション] ボタン をクリックすると、GPS 受信機の信号情報が表示されます。また、トラッキング間隔や 3D 配置を設定できます。