パス名について |
![]() ![]() ![]() |
ArcGIS Explorer では、サーバ、ローカル コンピュータ、またはネットワーク上などさまざまな場所にあるファイルを使用します。ここでは、それらのファイルにアクセスするためのパスの形式について説明します。
パスとは、ディレクトリ名をスラッシュで区切ったもので、ディレクトリ名またはファイル名で終わります。ディレクトリとフォルダは同じ意味です。
E:\Data\MyStuff (ディレクトリ名で終わっているパス)
E:\Data\MyStuff\roads.shp (ファイル名で終わっているパス)
パスとパス名は基本的に同じ意味です。Pathname は、path name とつづられることがあります。
UNC は、Universal(または Uniform、または Unified)Naming Convention の略で、コンピュータのネットワーク上にあるフォルダおよびファイルにアクセスするための構文です。構文は次のとおりです。
\\<コンピュータ名>\<共有ディレクトリ>\
この後には任意の数のディレクトリが続き、ディレクトリ名またはファイル名で終わります。
例を示します。
\\e2server\public\studyarea.gdb
\\tilia\shared\tools
コンピュータ名の前には、必ず 2 つのバックスラッシュ(\\)が付きます。
UNC では、コンピュータ名は、ホスト名またはサーバ名とも呼ばれます。
UNC パス名には次のようなルールがあります。ArcGIS Explorer でパス名の入力が必要な場合は、UNC パス名を使用できます。これは、特にコンピュータのローカル エリア ネットワーク上にある共有データの場合に便利です。データをあるコンピュータ上に保存すると、そのコンピュータにアクセスできるすべての人がそのデータを使用できます。
UNC パスを含むドキュメントまたはツールの送信には次の 2 つの問題があります。
Windows では、ローカル エリア ネットワーク上の他のユーザがアクセスできるようにフォルダを共有することができます。Windows エクスプローラでフォルダを右クリックし、[共有とセキュリティ] をクリックしてダイアログ ボックスの指示に従います。
URL は、Uniform Resource Locator の略で、インターネット上のドキュメントのアドレスを一意に指定します。URL を構成する要素は次のとおりです。
例を示します。
http://www.esri.com/products.html
Windows Internet Explorer では、Internet Explorer アドレス バーに「www.esri.com」と入力すると、「http://」が付け加えられます。ただし、http などのプロトコルを指定する方がより適切です。プロトコルには、他に https(Secure HyperText Transfer Protocol)、ftp(File Transfer Protocol)、mailto(メール アドレス)、news(Usenet ニュースグループ)などがあります。
ArcGIS Explorer では、許可された箇所のみで URL を使用できます。URL が許可されているか、または必須であるかどうかは、通常ユーザ インタフェースからわかります。ジオプロセシングでは、URL は、Documentation Editor でリンクを作成するときに使用できるほか、ModelBuilder 内のラベルで使用できます。ArcGIS Explorer で URL を使用するときは、次のようにプロトコルを含めることをお勧めします。
http://www.esri.com
次はお勧めしません。
www.esri.com