マップ内のメモやその他のコンテンツの HTML マークアップ フィードバックフィードバック E-mail で送信E-mail で送信 印刷印刷

ArcGIS Explorer では、[ホーム] タブの [作成] グループ タスク内にある [メモ] ボタンを使用して、マップ内の任意の地点にメモを追加できます。この機能は、他のユーザとのコラボレーションで、注意すべき場所や発見内容を記録する手段として役立ちます。メモにはタイトルとテキストを指定できるほか、マップ内に描画した図形を関連付けることもできます。これはメモに限らず、[検索] や [計測] > [コンテンツに追加] などのボタンの実行結果として得られるどの項目でも同様です。ビューを作成すると、関連付けられている情報の表示も可能になり、マップの説明情報を指定すれば、マップを開いたときに、その説明がポップアップ ウィンドウで表示されます。さらに、緯度と経度のペア、USNG(US National Grid)座標、MGRS座標、あるいはその他の座標系で表された複数の場所を含むテキスト ファイルや、住所を格納したファイルをインポートすることもできます。インポートした座標ペア、座標、または住所ごとに、ArcGIS Explorerによってメモが作成されます。マップ内の場所に目印を付けるだけでなく、特定フィールドの内容を場所に関連付け、その場所を示すシンボルがクリックされたときに、フィールドの内容を表示させることも可能です。

テキスト ファイルの追加方法の詳細
メモのプロパティの詳細

上記のいずれの場合も、メモや場所の説明はプレーン テキストで指定できます。ただし、メモやファイルの [説明] フィールドの内容は、プレーン テキストの代わりに HTML マークアップで指定することも可能で、多くの場合その方が便利です。画像、リンク、フォーム、スタイルシート参照、その他のマークアップが利用可能です。URL やファイルのパスを指定することもできます。次に HTML マークアップのいくつかの例を示します。どの例に示している HTML マークアップも、メモのポップアップ ウィンドウのテキストとして入力するか、追加されたテキスト ファイルの [説明] フィールドに入力します。なお、ここでは読みやすさを考慮し、マークアップを成形して示しています。

メモまたはその他のコンテンツに関連付けられている Web ページを開く

http://www.esrij.com/
テキストと Web ページへのリンクを表示する

<html>
<p>次のテキストをクリックすると、ESRI ジャパンの Web サイトがこのウィンドウに表示されます。</p>
<a href="http://www.esrij.com">ESRI ジャパンのサイトへのリンク</a>
</html>
テキストと Web ページへのリンクを表示し、Web ページを別のウィンドウに表示する

<html>
<p>次のテキストをクリックすると、ESRI ジャパンの Web サイトが新しいウィンドウに表示されます。</p>
<a href="http://www.esrij.com" target=_blank>ESRI ジャパン サイトへのリンク</a>
</html>
インライン スタイルを指定する

<html>
<body style="color:white;background-color:navy">
<h3>ウィンドウの見出し</h3>
<p>このウィンドウのテキストは白、背景はネイビー(濃紺)色ですが、次の行のみ異なる属性を指定しています。</p>
<span style="color:black;background-color:yellow">色が異なる行</span>
<p>元の色</p>
</body>
</html>
外部スタイルシートでポップアップ ウィンドウのスタイルを指定する

<html>
<head>
<link rel="stylesheet" href="http://myserver/styles/mystylesheet.css" Type="text/css">
</head>
<div class=divStyle2>この <div> の属性はすべてクラス divStyle2 として、mystylesheet.css 内で指定されています。</div>
</html>
外部の Javascript ファイルを使用して機能を追加する

<html>
<head>
<script href="http://myserver/scripts/myfuncs.js"></script>
</head>
<body>
<div class=divAction onclick="performAction()">このテキストをクリックすると、Javascript の関数 performAction が実行されます。</div>
</body>
</html>

注意