KML ファイルの追加 フィードバックフィードバック E-mail で送信E-mail で送信 印刷印刷
KML(Keyhole® Markup Language)は、ポイント、ライン、ポリゴン、画像などの地理フィーチャをモデル化し、格納するための XML 文法とファイル形式です。
KML ベースのレイヤをマップに追加する手順
ArcGIS Explorer には、圧縮された KML ファイル(.kmz)と非圧縮の KML ファイル(.kml)のどちらも追加できます。KML ファイルを追加するには、[ホーム] タブの [マップ] グループで [コンテンツの追加] メニューから [KML ファイル] > [KML ファイル...] を選択し、[ファイルを開く] ダイアログでローカル コンピュータ上またはネットワーク上の .kml(または .kmz)ファイルを参照します。[KML ファイル] > [KML ネットワーク リンク...] を選択して、.kml ファイルや .kmz ファイルの URL を指定することもできます。ArcGIS Explorer は KML や KMZ のデータを常に、ベースマップの上に配置します。

[コンテンツ] ウィンドウでの KML
KML にはさまざまなサブ要素(KML ノードなど)があり、任意の階層に配置されています。マップに追加した KML ファイルと KMZ ファイルが [コンテンツ] ウィンドウに表示されます。これらのノードにはレイヤの凡例情報のアイテムよりも多くの機能が関連付けられているため、これらのファイルは凡例には含まれません。たとえば、ノードに移動したり、そのポップアップ ウィンドウを表示したり、結果への入力として使用したりすることができます。

KML の KML ノード階層は [コンテンツ] ウィンドウにインライン表示され、各ノードはそのチェックボックスをオンにしたときに表示される内容を示しています。サブノードの表示/非表示を切り替えることもできます。

KML ノードに移動する手順
特定の KML ノードに移動するには、[コンテンツ] ウィンドウでノードを選択し、[ツール] タブの [表示] グループで [移動] をクリックするか、アイテムを右クリックして [移動] をクリックします。

KML ノードをツアーする手順
フォルダ内のすべての KML ノードに順番に移動してそれぞれのポップアップ ウィンドウを表示するには、[コンテンツ] ウィンドウで KML 内のフォルダを選択し、[ツール] タブの [アイテム] グループで [ツアーの再生] をクリックします。フォルダ内の表示されている(チェックボックスがオンになっている)ノードだけを表示するには、[ツアーの再生] 分割ボタンを開いて [表示されているノードのツアー] をクリックします。

KML ノードのポップアップ ウィンドウを表示する手順
KML ノードに関連付けられている追加の情報を表示するには、[コンテンツ] ウィンドウでノードを選択し、[ツール] タブの [表示] グループで [ポップアップの表示] をクリックするか、アイテムを右クリックして [ポップアップの表示] をクリックします。KML ノードを表すマップ上のシンボルをクリックすることによっても情報を表示できます。

時間ベースのデータを再生する手順
一部の KML ファイルには、アニメーションとして再生できる時間ベースのデータが含まれています。選択した項目にそのようなデータが含まれている場合は、[ツール] タブの [アイテム] グループで [タイム アニメーションの再生] をクリックするか、コンテキスト メニューから [タイム アニメーションの再生] を選択します。

タイム アニメーションの再生の詳細

KML をメモに変換
KML をメモに変換するには、KML を右クリックして [メモに変換] をクリックします。

KML ファイル内の目印、ラインおよびポリゴンはメモに変換されず、マップに追加されません。
KML/KMZ ファイルのデフォルト アプリケーションを設定する手順
ArcGIS Explorer をインストールすると、これが KML/KMZ ファイルを開くデフォルトのプログラムになります。これらのファイル タイプを Google Earth などの別のアプリケーションに関連付けるには、次の手順を実行します。Windows エクスプローラで拡張子 .kml または .kmz が付いたファイルを右クリックし、[プログラムから開く] を選択します。

Vista を実行している場合
[既定のプログラムの選択...] を選択し、KML/KMZ ファイルを開くときに使用するプログラムを選択します。
または
[コントロール パネル] → [プログラム] → [既定のプログラム] → [ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け] をクリックします。拡張子をクリックして、現在デフォルトで開くプログラムを確認してから、[プログラムの変更...] をクリックします。
XP を実行している場合
[ファイルを開くプログラムの選択] ダイアログで、ファイルを開くプログラムを選択します。
または
[コントロール パネル] → [フォルダ オプション] → [ファイルの種類] をクリックします。拡張子をクリックして、現在デフォルトで開くプログラムを確認してから、[変更...] をクリックします。

同じ手順で、ファイルを再び ArcGIS Explorer に関連付けることができます。