通常、[コンテンツ] ウィンドウでレイヤがのチェックボックスがオンである場合、そのレイヤが描画されます。しかし、縮小表示することによって詳細情報がわかりにくくなったり、拡大表示することによって表示が粗くなったりすることがあります。レイヤを非表示にすることはできますが、マップに複数のレイヤが含まれている場合や作業中に縮尺を頻繁に変更する場合は特に、操作に不都合が生じます。
レイヤを表示する縮尺の範囲を設定することで、拡大表示するにしたがって段階的にさらに詳細なレイヤが表示されます。表示する縮尺の範囲が設定されているためにレイヤが描画されていない場合、[コンテンツ] ウィンドウでそのレイヤ名はグレーアウトし、レイヤ名にカーソルを合わせると説明が表示されます。

レイヤを表示する最小縮尺を設定する手順
- レイヤを選択し、[表示設定] タブの [表示範囲] グループで、[最小値] ドロップダウン コントロールから縮尺の名前を選択するか、[現在の縮尺を使用] ボタンをクリックすることで [最小値] を現在のマップ ディスプレイの縮尺に設定します。設定した縮尺以下に縮小表示すると、そのレイヤは表示されなくなります。

レイヤを表示する最大縮尺を設定する手順
- レイヤを選択し、[表示設定] タブの [表示範囲] グループで、[最大値] ドロップダウン コントロールから縮尺の名前を選択するか、[現在の縮尺を使用] ボタンをクリックすることで [最大値] を現在のマップ ディスプレイの縮尺に設定します。設定した縮尺以上に拡大表示すると、そのレイヤは表示されなくなります。
レイヤの縮尺範囲の設定を解除する手順
- レイヤを選択し、[表示設定] タブの [表示範囲] グループで、[削除] をクリックします。