3D 表示効果の変更 |
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[表示] タブの [3D 環境] グループに含まれるチェックボックスを使うと、マップの表示設定を 3D 表示モードにした場合に表示される各種効果のオンとオフを切り替えることができます。
[3D 環境] グループの環境設定では、大気中のハロー効果や星空効果をマップに追加することができます。宇宙からグローブを眺めた場合やサーフェスから空を見た場合に、より現実的なビジュアライゼーションの表示が可能です。以下に、大気中のハロー効果や星空効果を表示した例を示します。
![]() 星空効果オフ |
![]() 星空効果オン |
![]() ハロー効果オフ |
![]() ハロー効果オン |
[3D 環境] グループのダイアログ ランチャーをクリックすると、太陽の位置とフォグ効果を、より細かく制御できます。
すべての 3D ビューには、ビューをイルミネーション表示するための光源が必要です。この光源を調整することで、さまざまに異なる効果が得られます。
現在の時刻または修正した時刻に基づいて、[太陽光を有効化] をオンにして光源の位置を設定します。これにより、グローブの指定した部分が他の部分より明るくなります。マルチパッチや立ち上げポリゴンなどの 3D フェースでは、太陽光効果は 3D 形状の表面の陰影処理に適用されます。太陽光効果は、3D テレインの陰影処理には動的に追加されません。
ArcGIS Explorer では太陽光効果のほか、周辺光源も使用できます。周辺光はグローブ全体を均質に照らします。周辺光の明るさはスライダで制御します。スライダのつまみを一方にドラッグすると暗く、もう一方にドラッグすると明るくなります。
星空効果や大気中のハロー効果に加えて、斜めの角度から見たときにだけグローブのサーフェスに表示されるフォグ効果を含めるかどうかを指定できます。フォグ密度の設定を上げると、表示画面がぼんやりとして見えにくくなります。以下に、フォグ密度が増えていく例を示します。
![]() フォグ効果が無効 |
![]() フォグ密度が低い |
![]() フォグ密度が高い |
高さ強調によって、地表のわずかな起伏を強調できます。これは地表の高さの変化量に対して面積が著しく大きい地形の表示を作成する場合に便利です。高さ強調を小さく設定することで、高さが極端に変化する地表やフィーチャを平らに表示できます。
高さ強調の設定を変更すると現在のマップの標高データの Z 値の描画方法が変わるため、この設定はマップのすべてのレイヤに影響を与えます。この値を極端に大きくすると、かえって分かりづらくなることがあります。
高さ強調を元の値に戻すには、スライダを左端までドラッグします。
全キャッシュされたマップ サービスの描画の最適化は、デフォルトで有効になっています。描画の最適化は、グラフィックス カードを使用して、全キャッシュされたマップ サービスのマップ サービス タイルを WGS84 または Web メルカトル球体補正座標系で高速に表示します。描画の最適化が無効の場合、マップ サービスはローカルにキャッシュされ、ローカル キャッシュのタイルが表示されます。データの初期表示は遅くなりますが、ローカルに一度キャッシュされると、次に表示するときは高速に表示されます。全キャッシュされたマップ サービスを表示するとき、描画の最適化を無効にすると、ナビゲーションもより滑らかになります。描画の最適化を無効にすると、プレゼンテーションの再生時に、ナビゲーションのパフォーマンスが向上する場合もあります。