プレゼンテーションについて フィードバックフィードバック E-mail で送信E-mail で送信 印刷印刷

ArcGIS Explorer では、各種ソースからの地理情報を組み込んでマップを作成したり、独自のメモをベースマップ情報の上部に追加したりすることができます。また、ArcGIS Explorer では、マップ内の地理要素の探究や検索を行う他に、マップをプレゼンテーションとして使用することで地理要素についての重要な情報を他のユーザに伝達することができます。

マップ内のコンテンツには、ベースマップ、レイヤ、メモ、ビュー、フォルダなどがあり、これらコンテンツが、ArcGIS Explorer に表示される地理要素を構成します。さらに、マップには、重要な情報を自分で確認したり、他のユーザに提示したりするためにプレゼンテーションとして順番に表示できるスライドのコレクションを含めることもできます。マップのプレゼンテーションを表示するには、ArcGIS Explorer でマップを開き、[ホーム] タブの [プレゼンテーション 開始] ボタンをクリックします。

プレゼンテーションを開始すると、マップが全画面モードで表示され、最初のスライドが表示されます。プレゼンテーションのスライドは、自動または手動で再生されるように設定することができます。手動の設定では、担当者が Space キーまたは表示の上部にある小さなツールバーに表示される [次へ] または [前へ] のスライド ボタンを使用して、スライドを切り替えます。また、[スライド ウィンドウ] ボタンをクリックして、ウィンドウ内にスライドの一覧を表示し、プレゼンテーションの任意のスライドにすばやく移動することもできます。

スライド上では、マップを通常どおり自由に操作でき、ナビゲートしたり、開いているポップアップを閉じたり、フィーチャをクリックして別のポップアップを開いたりすることができます。プレゼンテーション内では現在の位置が維持され、次のスライドに進むと、スライドがキャプチャされたときの状態で続行されます。

プレゼンテーションは、ツールバーの [プレゼンテーションの終了] ボタンをクリックするか、Esc キーを押して、いつでも終了することができます。最後のスライドを過ぎると、プレゼンテーションは自動的に終了します。

プレゼンテーションの作成
どの ArcGIS Explorer マップもプレゼンテーションに使うことができます。プレゼンテーションを作成するには、スライドをキャプチャします。これらのスライドは、スライドのキャプチャ時にマップの状態を記録します。プレゼンテーションのスライドを作成および管理するには、[ホーム] タブの [プレゼンテーション 編集] ボタンをクリックします。

[プレゼンテーション 編集] ボタンをクリックすると、[スライド] ウィンドウが開くとともに、リボンに [プレゼンテーション] タブが表示されます。[スライド] ウィンドウには、マップのプレゼンテーション用にキャプチャしたスライドの一覧が、表示される順番に表示されます。各スライドには番号が付けられ、全体像を示すサムネイルとして表示されます。サムネイルのサイズは、ウィンドウ下部のスライダを使って増減できます。最初、[スライド] ウィンドウにはスライドは一枚も表示されていません。タブのコントロールを使用してスライドをキャプチャしていくにつれて、それらのスライドがウィンドウに一覧表示されます。

スライドをクリックすることでマップ内に表示できます。また、一覧内のスライドをドラッグすることでスライドを並べ替えることができます。周囲にボックスをドラッグするか、Ctrl または Shift キーを押しながらスライドをクリックすると、複数のスライドを選択することもできます。

リボンの [プレゼンテーション] タブには、マップのプレゼンテーションの各種機能を管理するために必要なすべてのコントロールが含まれています。プレゼンテーションの開始、オプションの設定、スライドのキャプチャと管理のためのコントロールなどがあります。

スライドの作成および編集の標準的なワークフロー
スライドのキャプチャ
スライドは、プレゼンテーション中に復元するマップの状態を表しています。スライドをキャプチャするには、目的の表示画面にマップを設定して、[新規スライド キャプチャ] ボタンをクリックします。スライドのキャプチャ時は、以下の部分がキャプチャされます。

プレゼンテーションでスライド間を移動するときは、マップの上記の側面の一部または全部が変化する場合があります。たとえば、1 つのスライドから別のスライドへ移行すると、マップ上で、別のカメラ ビューが拡大表示されたり、レイヤがオフになったり、画像がオンになったり、ポップアップ ウィンドウに情報が表示されたりします。

スライドのキャプチャには以下の部分は含まれません。

これらのプロパティに加えて、スライドには、タイトル(スライドがアクティブなときにマップの上部に表示されるテキスト)が含まれていることもあります。

スライドがキャプチャされた後は、[スライド] および [タイミング] グループの他のコントロールを使って以下の操作を実行できます。

スライドの確認
プレゼンテーション モードに移行しなくても、[スライドの確認] グループの各ボタンを使うと、プレゼンテーション内のスライド間を順番に移動してスライドを確認することができます。
スライド タイトルの設定
スライドをキャプチャしたら、マップ ウィンドウ上部に表示するタイトル テキストを組み込んで、スライドの重要性を強調することができます。[プレゼンテーション] タブの [スライド タイトル] グループには、選択スライドに対するタイトルの指定および設定に使用されるコントロールが表示されます。

スライド タイトルに使用するテキストを指定するには、[テキスト 編集] ボタンをクリックして、表示するテキストを入力します。

[テキスト位置] ギャラリーを使用すると、表示画面左上に左揃え、表示画面中央に中央揃え、または表示画面右上に右揃えにテキストを配置できます。

画面上で読みやすくするために、タイトルのテキストおよび背景の色を変更できます。色を変更するには、[テキストの色] および [背景色] コントロールを使って目的の色を選択します。

テキストの色以外にも、[タイトル フォーマット] グループのフォント コントロールを使うと、フォントのサイズおよび強調も変更できます。

スライド タイトルのテキストのフォーマット オプションについて
切り替えモードとタイミングの指定
プレゼンテーションのスライドをユーザが手動で切り替えるか、各スライドに指定したタイミングに基づいて自動的に切り替えるかを選択することができます。

切り替えモードおよびスライドのタイミングの設定について
プレゼンテーション オプション
プレゼンテーションを表示するために、いくつかのオプションを設定できます。これらのオプションを設定するには、[プレゼンテーション 開始] グループの [オプション] ボタンをクリックします。これにより [プレゼンテーション オプション] ダイアログが開きます。

プレゼンテーション オプションについて